形状と設計の基本

光源に使用される電球用フィラメントは、通常コイル形状をしており電球内で導入線上部に継線されます。供給電力や光源の使われ方によって種々の形状が考案されてきました。一般的に使用される形状とその名称詳細は別添PDF資料「光源用フィラメントの形状と名称」をご参照ください。
古くより当社は、フィラメント設計製造を行い、現在約6万種類の異なる設計があり、いずれも製造可能です。光源の大きさ、提供される電源、必要とされる出力などの情報から、適切なフィラメントを設計します。光源を製造される条件やご使用になる環境(寿命、防振性)などに応じて、使用するタングステンワイヤーを選択し、フィラメント加工後の熱処理、継線に必要な処理を行います。合わせてご相談ください。

輸送機器用特殊フィラメント

ハロゲン電球

当社は、各種光源用途の中でも使用環境の厳しい輸送機器用電球フィラメントの設計製造を得意としております。
2輪用6V、4輪用12V、大型車両24Vが基本になっており、前照灯には輝度の高いハロゲンランプが多く使用されます。ハロゲンランプ用には、8Z,8H,8U,6Uと呼ばれるタイプが多く使われます。また電極導入線と固定するために、フィラメント両端部にモリブデン箔巻きをする場合があります。またCoiled Coilの場合は、箔巻き前にタングステンやモリブデンの芯を挿入しコイルの潰れを防止します。
これらの製造方法については、別添PDF「芯挿入&箔巻き付け」に詳細を解説します。

白熱電球

前照灯以外のストップランプ、方向指示ランプ、バックアップランプ、スモールランプには、C-6形状のフィラメントが多く使われます。また2輪車前照灯には、配光の観点でフィラメント形状がV字型をした、C-2Vフィラメントが使われます。お客様のフィラメント継線仕様に合わせ、足の形状をカール、ストレートなどご指定いただけます。
これらのフィラメント足部に継線部強化(防振性向上)のため、モリブデン芯を挿入したタイプのフィラメントも製造します。電球寿命の改善に関しては、フィラメントを粗密に巻く技術を開発し、別添PDF「フィラメントピッチ制御による電球寿命改善」に示します。

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