空気清浄の方法の一つに、コロナ放電ワイヤーを適用する方法があります。タングステン針や線を用いて、対局との間に、電圧をかけると、暗流、局部破壊、全路破壊などで電流が流れます。この電流によって、中に存在する気体が電離し、イオン化します。イオンは、安定に存在するためにクラスターなどを形成し、対局に引き寄せられます。空気中に存在する、埃、塵、有害物質もイオン化し対局に寄せられ除去されます。このような機構で空気清浄を行います。細菌、ウイルスなどは、イオン化の際に不活性化するため、除菌、殺菌効果が得られます。当社のコロナ放電ワイヤーは、1960年頃の普通紙複写機の帯電用途で開発され、その後空気清浄に活用されました。放電特性や寿命を改善するために、金メッキや特殊処理タングステン線が開発され実用化されます。当社のコロナ放電ワイヤーに関する詳細は、別添PDF「殺菌灯、コロナ放電ワイヤー」を参照ください。

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